一眼レフの初心者の使い方

 

一眼レフの使い方を初心者が覚えるためには

一眼レフの使い方を初心者が覚えるためのコツは、とにかく使うことです。はじめは、きれいに撮影しようと思っても、うまくいかずに、悔やむことが多いです。しかし、その経験が勉強となり、撮影は上達していきます。

いろいろ使い方を調べてから、一眼レフで写真を撮ろうと考えている方も多いかもしれませんが、道具というものは、使いながら、わからないことを調べつつ、上達していくものです。

そのため、まずは、一眼レフを持って、外へでかけましょう。一眼レフで撮影するときに、おすすめの撮影としては、次のようなものがあります。

  • 朝日の撮影
  • 温室での撮影
  • 撮影会での撮影

朝日の撮影は、風景写真を学ぶのに最適です。朝日の撮影は、短時間の中で様々な撮影テクニックが必要とされ、露出や感度、フレーミングといった、風景写真の技術を学べます。朝日の撮影の絶好のタイミングは、アッというまに終わってしまいますが、撮影後にわからないことを調べる中で、ぐんぐん、撮影技術が上がります。朝日は、季節によって昇る位置も変わり、撮影場所により、前景との位置関係が決まります。また、雲や岩などの自然物を、フレームの枠に納める、フレーミングの技術も試されます。

車があれば、夜、暗いうちから出かけてもいいですし、宿を予約し、泊まりに行ったときに撮影しても大丈夫です。同じように、夕日をメインにして、一眼レフでの撮影を行ってもいいですが、朝日を撮る方が、人も少なく、撮影に集中することができます。夜景であれば、夕日の明かりがわずかに残った黄昏どきの、10分ほどの時間が、空の残照と、街の照明のバランスが美しく、きれいに取れます。ただし夜景の場合は、露出やホワイトバランスの調整が難しいため、一眼レフの基本を抑えたあとに、チャレンジしてみるのがいいでしょう。

温室での撮影は、花の撮影の勉強をするのに最適な場所です。野原や遊歩道を歩きながら花を撮影するのもいいですが、季節により花の少ない時期もあり、特に冬は、花を探すのにも苦労します。その点、温室は、常に何かしらの花が咲いていますし、静かなので撮影に集中できます。

また、ミクロでの接写や、背景のぼかしといったテクニックも学べます。近接撮影は、被写体が大きく撮影する分、手ブレも目立つため、カメラブレを防ぐホールディングについても、少しずつ身につけていくことができます。

撮影会での撮影は、人物撮影を学ぶのに最適です。家族を撮影するのもいいですが、よい構図を探すために家族を待たせていると、家族関係も険悪になってしまいます。一方、撮影会では、ポージングしてくれるプロのモデルを相手に撮ることができるので、じっくりフレーミングを考えたり、アングルを変えながらの撮影を試すこともできます。

特に人物を撮るときは、肌色の発色をうまく出す技術が必要になってきます。一眼レフの自動露出では、肌色をきれいに撮影することができないため、露出補正の調整が決め手になります。人物を撮影するときは、逆光はやめたほうがよいと考えられがちですが、適切な露出補正に調整して逆行で撮影すれば、髪のハイライトをきれいに出すこともできます。

人物撮影のときは、調整した適正露出に加え、さらに、オーバーめの露出と、アンダーめの露出でも撮影する「ブラケティング」を行う場合もあります。このような人物撮影のテクニックも、モデル撮影会に繰り返し参加し、失敗しながら学んでいきます。

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一眼レフの初心者が使い方を学ぶためのコツ

一眼レフの初心者が、使い方を学ぶためのコツは、撮るだけではありません。撮影した後は、気に入ったものを印刷して、飾っておくようにしましょう。

デジタル一眼レフで撮影した写真は、パソコンでいつでも確認できます。そのため、せっかく一眼レフで撮影しても、データとして保管しているだけの方が多いです。

しかし、飾って繰り返し見ることで、いろいろ気づきが得られるので、必ず印刷して、飾るようにしましょう。もし、自宅のプリンターのカラープリントの性能がよくない場合は、コンビニのコピー機で印刷してもOKです。最近は、一眼レフの写真のデータをSDカードなどに入れておけば、コンビニのコピー機で印刷することもできます。

印刷した写真は、できれば、額に入れて飾って下さい。額は、安いペーパーフレームの額でも大丈夫です。

額に入れて繰り返し見ることで、失敗の発見ができ、次の写真のステップアップにつながります。写真を飾らない人は、いつまで経っても、一眼レフの技術は上達しません。

写真の基礎的な知識を早くに知っておけば、その分、経験も積みやすくなります。特に『一眼レフカメラ上達講座』は、3ステップで基礎を身につけることができやすいため、一度、チェックしておいてもいいかもしれません。

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