一眼レフのSDカードのおすすめの選び方
一眼レフのSDカードは、おすすめの選び方は、あなたが撮影したい写真の枚数に合わせて選ぶようにしましょう。SDカードなどのデータを記録しておくものを「メモリーカード」と呼びますが、メモリーカードに1800万画素程度(一般的なJPEG最高画質の基準)の写真を保存する場合、撮影できる枚数の目安は、次の通りです。
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一眼レフで写真を撮影する場合、基本的には、一番高画質で撮影します。そのため、最低でも8GB以上のメモリーカードを選ぶようにしましょう。
なお、一眼レフの写真を記録しておく「メモリーカード」は、大きく、次の3種類があります。
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一眼レフの機種によりメモリーカードは異なりますが、ほとんどの場合、SDカードになります。また、SDカードは、さらに次の3つに分けることができます。
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SDカードの容量は8GB以上が目安ですから、SDカードを選ぶときは、SDHCか、SDXCになります。ただし、一眼レフにより対応するカードも異なり、「SDHCのみ」しか対応していない一眼レフもあれば、「SDHC/SDXCの両方」に対応している一眼レフもあります。そのため、自分の一眼レフの説明書を見て、機種に合ったSDカードを選ぶようにしましょう。
なお、SDカードは、データの転送速度を表す「Class(スピードクラス)」というものもあり、SDカードに「Class」が書かれています。「Class」は、アルファベットの「C」の中に数字で記されていて、次の4段階があります。
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一眼レフの写真のような大容量のデータを扱っていると、スピードクラスが遅い場合、フリーズしたり、動画がカクつくなど症状が出やすくなります。そのため、「Class 10」のSDカードを選ぶようにしましょう。
おすすめの選び方は、8GB以上でClass10!
SDカードを選んだ後は、3ステップで簡単に学べる
『一眼レフカメラ上達講座』!
一眼レフの特殊なSDカードである「Wi-Fi内蔵型」とは
一眼レフには、次の機種のように、はじめからWi-Fi機能を内蔵しているカメラもあります。
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Wi-Fi機能を内蔵しているカメラの場合、Wi-Fiのネットワーク圏内に入ると、撮影した写真やファイルを自動でパソコンにバックアップしてくれます。そのため、データを移すためにSDカードを取り出す必要もなく、USBケーブルで接続する必要もないため、お手軽です。
一方、「キャノン Kiss X7」や「キャノン Kiss X7i」のように、Wi-Fi機能が内蔵されていないカメラでも、「Wi-Fi内蔵のSDカード」を使えば、自動でバックアップすることができます。「Wi-Fi内蔵のSDカード」は、以前は、次の2種類が販売されていました。
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しかし、「Eye-Fi」は、2016年にサポート終了となりました。そして現在は、東芝がアイファイ社とライセンス契約を締結して「Flash Air」を販売しているうため、「Wi-Fi内蔵のSDカード」は「Flash Air」のみになっています。ただし、「Flash Air」は、海外製の怪しい商品が流通しており、ネット通販で買おうとすると、本当に東芝製かどうかも疑わしい商品が届きます。そのため、どうしても「Wi-Fi内蔵のSDカード」を購入したい場合は、大手の家電量販店で購入した方がいいでしょう。
なお、一眼レフによっては、「Wi-Fi内蔵のSDカード」を使えない場合もあります。「Flash Air」の動作確認機器の一覧は、東芝のウェブサイトの『無線LAN搭載 FlashAir SDHC/SDXCメモリカード (SD-UWAシリーズ<W-04>) 動作確認機器一覧』でチェックできます。そのため、「Flash Air」を使いたい場合は、あなたの一眼レフが「Flash Air」に対応しているか、チェックしてから購入しましょう。
SDカードを購入してデジカメにセットすれば、後は、ひたすら写真を撮って上達するだけです。もしあなたが、最速で撮影技術を習得したいなら、写真撮影の基本を学べる『一眼レフカメラ上達講座』もチェックしておくといいかもしれません。