一眼レフを買ったら、まずすること

 

一眼レフを買ったら、まずすること

一眼レフは、買った方の9割は、すぐに使わなくなります。一眼レフカメラは高価なカメラですから、購入したときのテンションが下がらないうちに、買ったらすぐに設定作業をしてしまいましょう。そして、どんどん使って、一眼レフを使うのを習慣化していきましょう。

一眼レフを買ったけど、何をすればいいかわからない方は、まず最初にする設定作業として、次のことをしてください。

  1. 電池の充電と装填
  2. 日時とエリアの指定
  3. 視度合わせ
  4. メモリーカードを初期化
  5. 撮影モードをP(プログラムオート)に設定

一眼レフを買った後の作業は、5つもあって多いように見えますが、実際には「2」「3」「4」は、1回だけすれば大丈夫です。そのため、30分もあれば、すぐに終わってしまう作業です。

「電池の充電」は、一番はじめに必要な作業です。まずは、一眼レフの電源を入れることができなければ、一眼レフの設定をすることもできませんから、電池(バッテリー)の充電は、買ったらすぐに行いましょう。初回の充電は、とりあえず一眼レフの設定をするだけのでバッテリーがあればいいので、30分程度充電すればOKです。一眼レフを購入したときに、充電器も付属していますから、充電器にセットして、充電します。一眼レフの充電池(バッテリー)を入れるときは、向きがあるますから気をつけてください。

電池の充電は、これから毎回、必要になる作業です。特に、出かける前の晩には、必ずバッテリーを充電するようにしましょう。カメラの充電池に使われているリチウム電池は、自然放電が早いという特徴があります。そのため、しばらく使っていないと、すぐに自然放電で充電が少なくなってしまうため、使う前日に充電するクセをつけておきましょう。せっかく旅行に重い一眼レフを持っていったのに、充電切れで使えなかったら、今後、旅行で一眼レフを持っていく気力も、すっかり失せてしまいます。

「日時とエリアの設定」では、エリアは「東京」や「日本」に設定します。もし海外旅行で一眼レフを持っていくは、このエリアを変更するだけで、現地の時刻に設定できるため、覚えておきましょう。

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「視度合わせ」は、ファインダーについている視力補正のような機能です。ファインダーの横に「視度補正ダイヤル」がついており、ファインダーをのぞきながらダイヤルをまわし、文字などがクリアに見えるよういダイヤルを調整します。「視度合わせ」は、ファインダーの見え方が変わるだけなので、写真には影響はありません。視度補正をすれば、多少視力が悪い程度なら、メガネなしでもファインダーで見ることができます。もし、視度補正ダイヤルで補正できない場合は、別売りの視度補正レンズをファインダーにはめ込むことで、さらに矯正することも可能です。別売りのし度補正レンズを購入する場合は、老眼や遠視なら「プラス」、近視なら「マイナス」のレンズを選びましょう。

「メモリーカードの初期化」は、初回に1回だけ初期化します。一眼レフのメニューの「カード初期化」や「フォーマット」という言葉が、メモリーカードの初期化になります。メモリーカードは、「SDカード」や「SDHCカード」など、いくつかの種類があります。きちんと初期化できれば、液晶モニターに、撮影可能枚数が表示される場合が多いです。

「撮影モード」には、いろいろありますが、基本的には、カメラが勝手に設定を調整してくれ、それでいてカスタマイズもしやすい「P(プログラムオート)」を選びます。一般的な一眼レフの場合は、カメラ上部にモードダイヤルがついており、それを回転させて「P」に合わせると、プログラムオートになります。きちんとプログラムオートになっていれば、液晶モニターにも「P」と表示されます。

あとは、一眼レフを持って、とにかく外へ出ることです。慣れなくて恥ずかしい方は、朝方に少し散歩しながら撮影するのもいいでしょう。もし雨が降っているときは、植物園の温室に出かけるのもおすすめです。また、一眼レフの撮影技術を座学で学びたい方は、大人気の『一眼レフカメラ上達講座』もチェックしておくといいかもしれません。

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